入塾テスト 合格

入塾テストは落ちることもあります。

入塾テスト中

入塾テストの対策は必要なのでしょうか?

 

塾にもよるのかもしれませんが、入塾テストに落ちることもあるようです。

 

塾に入るためのテストが存在することさえ驚きなのに落とされるとはどういうこと?

 

という声も聞こえてきそうなのが中学受験の大手塾が入校希望者に課している入塾テストです。

 

 

入塾テストの呼び方は、サピックスは「入室テスト」、日能研は「入会資格テスト」、早稲田アカデミーと四谷大塚は「入塾テスト」です。
このページでは「入塾テスト」として統一しています。

 

 

どの進学塾も定期的に入塾テストをおこなっており、基準点に達すれば合格し、晴れて合格のタイミングで入塾することができます。

 

その入塾テストの結果が悪ければ門前払いを食らうことになるようです。

 

 

例えば四谷大塚の入塾テストは合格率50%。

四谷大塚の入塾テストの合格率は50%(2018年12月四谷大塚調べ)。 入塾を希望する生徒の2人に1人しか「合格」できません。 日本で最も入塾基準の厳しいテストと言えます。

ただし、万一お子さまが合格できなかったとしても、何度でも入塾テストにチャレンジしてください。
ご希望の方にはお子さまが合格できる実力がつくまで、私たちが親身になってしっかり学習指導します。 どうぞご安心ください。

四谷大塚ホームページより引用

 

不合格にしておいて何度でも受けろというのも癪に障りますが、入塾基準点を設けているのは四谷大塚に限らず、サピックスや日能研でも同様です。

 

 

早稲田アカデミーについてはホームページの「よくあるご質問」に次の記載があります。

Q.早稲田アカデミーは成績が良くないと入塾できないのですか?

A.そんなことはありません。早稲田アカデミーに通っている多くの生徒は、自転車や徒歩で通塾しています。成績上位者のみが広域から集まっているわけではありません。また、すべての生徒が、最初から難関校を目指しているわけでもありません。ただし、塾に通ううちに勉強がおもしろくなり、学力が伸びて、当初考えていた志望校よりも上位の学校を目指すようになった、という生徒は多くいます。

早稲田アカデミー・ホームページより引用

 

早稲田アカデミーのこの文面を読むと、入塾テストについて不合格ということはなさそうです。

入塾テストはいつまでに合格すべきか

入塾テストには必ず合格しなければなりません。

 

これは塾が決めたルールですから仕方ありません。

 

 

ポイントとなるのはいつまでに入塾すべきか、そのタイミングです。

 

どの塾も新4年生(現小学3年生2月)から中学受験に向けての本格的なカリキュラムが開始しますから、そのタイミングまでに入塾しておきたいのです。

 

 

新学年のタイミングを過ぎても入塾は可能ですが、塾のカリキュラムの中で未習の部分を残すことになります。

 

これも1か月や2か月なら自学自習で単元の穴を補えるかもしれませんが、それ以上の期間となると習っていない単元を補うのにかなりの時間と労力が要ります。

 

集団塾は一人ひとりの進み具合に合わせてくれませんから、どんどん先に進んでいってしまいます。

 

 

多くの子どもは11月ごろにおこなわれる入塾テストを受けます。

 

ここで合格して冬期講習をへて小学3年生2月の新学年から入塾する子が多いです。

 

ここで落ちても12月、翌1月にもチャンスがありますから、そこまでに合格すれば小学3年生2月の新学年までに間に合います。

なぜ合格できなかったかを分析することが大切

入塾基準点に達せず、入塾テストに不合格となった場合どうするか。

 

全く手も足も出なかったというのならその塾をあきらめて他塾へという考えもありますが、冷静にテストを振り返った結果、もう一度チャレンジしてみようと考える方も多いでしょう。

 

テストの難易度を分析

はじめての入塾テストはただでさえ緊張するのに今まで見たことがない問題ばかりが出題されて頭が真っ白。

 

制限時間もあっという間に過ぎ、実力の半分も出せなかったという子どももいるでしょう。

 

 

そんな子どもが平常心で問題を解くことができたら、基準点に達していた可能性があります。

 

 

いやいや、あのテスト内容は異常、難しすぎるよ。漢字も計算も基本問題といえども難しかったし、得点するのはムリ。

 

大人でもできないんじゃないの?

 

 

 

ところが時間を空けて見直しをしてみると、確かに難しいけれど、このレベルなら時間をかければ正答できるかも。

 

制限時間があるしなあ、スピードも正確さも要求される。細かなミスさえなかったらなあ・・・。

 

出題された問題を子どもにもう一度解かせてみたり、親もいっしょに解いてみると入塾テストの難易度がおよそわかります。

 

答案の出来を分析

今度は子どものテスト答案に目を向けてみましょう。

 

大問が手つかずに残っているのは時間が足りなかったのか、歯が立たなかったのか?

 

計算問題や漢字は正答したいところですが、解けていなければ子どもに聞いてみましょう。

 

今まで解いたことがないから戸惑った、正解のつもりだったのになどの返事が返ってくるかもしれません。

 

 

とりあえず得点や偏差値だけをパッと見て判断してしまうのはよくありません。

 

テスト問題の難易度を測り、子どもの実力を測り、その差がどれほどのものか検討します。

 

 

子どもとしっかり話し合って、もう少しがんばればできるという手ごたえを感じられたら次も受験してみることをおすすめします。

 

なかには少々時間が必要だけど、しっかり準備すれば可能性は充分あるという結論に達する場合もあるでしょう。

 

 

もし子どもがもう絶対にイヤだと言い張り続けるなら、すこし冷却期間を置いてから立て直したほうがいいかもしれません。

 

はじめての入塾テストでうまくいかずへこんでしまっても、時間がたてばやる気が出てくることはよくあります。

 

次の章では入塾テストに合格するための万全の準備・対策をご紹介します。

入塾テスト対策は情報集も大切だが・・・

塾に入るための登竜門といえる入塾テストですが、許可する側の塾では入塾テストのためにテスト問題を新たに作成するわけではなく、授業で塾生が解いているテストを流用することがあります。

 

たとえばサピックスの入室テストは組み分けテストまたはマンスリーテストのどちらかを使っています。

 

これらのテストは授業の中で塾生が受けているものですから、カリキュラムに沿った学習単元から出題されるものと考えられます。

 

 

カリキュラムに沿った学習単元は、たとえばサピックスならばそのホームページに載っています。

 

出題される可能性がある単元を中心に問題集を解くことでテスト対策することができるわけです。

 

 

ただし、入塾テストでは出題範囲がないもの、つまり低学年を含めて今まで勉強してきたことすべてを範囲とするテストもあります。

 

このような場合はどうすればいいのでしょうか?

入塾テストに向けて基礎を固める

入塾テストに合格するには情報収集も大切ですが、テスト基準点を超えるためには実力を基準点以上まで引き上げる必要があります。

 

入塾テストを余裕で合格したければ、低学年からの基礎学力を確認し、さらなる上積みをはかることです。

 

 

具体的にいうと、新4年生(小3の2月)入校希望ならば入塾テストに無理なく対応できるレベルまで3年生までの国語と算数の基礎を固めます。

 

基礎学力はあるはずと思っている方もいるでしょうが、たとえ小学校のテストでいつも100点を取っているからといって基礎学力が万全ではないことは一度でも入塾テストを受けたことがある方なら納得できるはずです。

 

 

小学校でこれまでに習った単元を強化することで基礎レベルをさらに分厚いものにしましょう。

 

どうやって強化するのか?

市販の問題集で基礎レベルの引き上げ

書店で売っている市販の低学年向け問題集の中で中学受験を想定したもので強化するのがいいでしょう。

 

入塾テストは新小4までは算数・国語の2教科のみなので、2科目に絞って徹底的に問題を解きます。

 

スタートは現在の学年の問題集からはじめます。おすすめの問題集は後に書きました。

 

 

入塾テストの問題は、国語が漢字の読み書きと長文読解、算数は計算問題、文章問題を中心に出題されます。

 

 

ハイレベルな問題集は現在の学年のものを解くと難しく感じる問題が多いです。

 

そういう時は小学1年生・2年生の問題集も解くことをおすすめします。さかのぼっての復習により理解が進むはずです。

 

 

中学受験を想定したハイレベルな問題集といっても一冊の中身すべてが難しいわけではありません。

 

一冊の中で単元ごとに基本、応用、発展というぐあいに難易度分かれていますので、まずは基本を押さえます。

 

応用や発展でわからない問題が出てきたら、答えや解説を見て、なぜこうなるのか考えて理解できたら、後日もう一度解きなおします。

入塾までの基礎固めにおすすめの問題集

書店の参考書コーナーには小学生向けに数多くの問題集があります。

 

その中で中学受験を想定した問題集は小学校の復習用のものとは異なり、内容が難しいです。

 

小学校低学年までのしっかりとした基礎学力を前提としており、さらに発展させたものですから難しいのは当然。

 

ちょうどこのレベルの問題を解ければ、基礎固めはしっかりしますのでスムーズに大手塾の入塾テストに合格できるのではないでしょうか。

 

自由自在(算数・国語)

小学3・4年の自由自在はこの学年で習う算数と国語について基礎を確認できる参考書・問題集です。
要点をチェックして問題を解くことができ、基本問題から少し難易度を増した問題まで用意されています。

 

ハイレベ100

小学1年〜3年生まで各学年用があります。
国語は各学年とも国語・漢字・読解力の3種類あります。
100回分のテストなので1日1ページで3か月ちょとで終わります。

 

最レベ

こちらもハイレベとおなじ奨学社が出版社の問題集です。
算数・国語ともに小学1年〜3年生まで各学年用があります。

 

トップクラス問題集

こちらは算数・国語それぞれ4年生まであります。
またトップクラス問題集は徹底理解編もあり、こちらのほうが少し易しくなっています。

 

入塾テストの国語は漢字については1つ上の学年の漢字まで出題されることがありますので、そこまで抑えておくと安心です。

大手塾の入塾テストの概要

サピックスの入室テスト
科目

新1年生から新4年生までは算数・国語。
新5年生・新6年生は算数・国語・理科・社会。

受験料 3,240円(税込)
申込方法 サピックスのホームページでマイページ登録してから申し込みます。

 

日能研の入会資格テスト
科目

算数と国語

受験料 無料
申込方法 最寄りの日能研各校まで電話による申し込み。

「日能研 全国テスト」や「学ぶチカラテスト」でもテスト結果により入会資格も得られます。

 

早稲田アカデミーの入塾テスト
科目

新小学1・2年生には入室資格テスト。
新3年生・新4年生は算数・国語。
新5年生・新6年生は算数・国語・理科・社会。

受験料 無料
申込方法 早稲田アカデミーのホームページの入塾テスト予約フォームまたは希望校舎に直接電話で申し込みます。

 

四谷大塚の入塾テスト
科目

新1年生は考え方を見る問題。
新2年生・新3年生・新4年生は算数・国語。
新5年生・新6年生は算数・国語・理科・社会。

受験料 無料
申込方法 四谷大塚ホームページの申し込みフォームから、希望の校舎を選択し、都合の良いテスト日時を選択します。

まとめ

入塾テスト対策についてお伝えしました。

 

一度でも入塾テストを受けたことがあるなら、テスト問題と答案の見直しが必要だということ、同時に入塾基準点と現状の力の差を把握すること。

 

そのうえで低学年の基礎固めとして最適な問題集をご紹介しました。

 

 

基礎レベルが上がると入塾後の学習がスムーズにいく場合が多いです。

 

問題集のわからない問題は基礎に戻って理解するように親御さんもフォローしてあげてください。

 

当ページでは新4年生(現小学3年生2月)入塾のために小学3年生の秋ごろに入塾テストを受けることを念頭に書きました。

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