算数プラスワン問題集

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算数プラスワン問題集の3つの特徴

算数プラスワン問題集(望月俊昭著)

受験算数の総復習にもってこい

算数プラスワン問題集は受験算数のすべてを分野別に載せた問題集です。中学受験に向けて押さえておきたいレベルの問題ばかり(1ページにつき6〜8問)で構成されています。ページ内には解き方のヒントとなるような見出しなどがないため、それぞれの分野で現状の解答力が試されることになります。したがってこの問題集はこれまで培ってきた知識を総動員して解く腕試しにもってこいです。

問われているポイントがわかる解説

プラスワン問題集の解説は115ページ、問題ページが70ページなので解説のほうに多くの紙面が割かれています。図解つきの解説は必要にして十分な簡潔なものですが、問題文で問われているのは何かを的確に書いてあるため知識の定着と合わせてその分野の根本理解につながります。解く子どもを試す良問となぜこのように解くのか、本質に迫るような的確な解説が載っています。

塾からも購入をすすめられる問題集

2000年(平成12年)初版の問題集のため最新の受験算数のトレンドからすると古いのではないかと不安もありますが、算数の本質はそう簡単に変化しないという普遍性を感じさせる中身です。現在でも塾の指定教材として購入をすすめる塾もあるようです。問題が淡々と載っているだけのシンプルな紙面はまったく遊び心がなく、紙が薄いせいか、裏が透けるのは若干気になるところではあります。

算数プラスワン問題集はだれ向けか?

算数プラスワン問題集の文章題

算数プラスワン問題集は中学受験の基礎固めの下地がすでにできているのが前提の問題集です。

 

この問題集の表紙には

 

「中堅校受験生の総整理、難関校受験生の基礎力整備に」と書かれています。

 

 

この言葉にしたがえば、ほとんどすべての中学受験生が該当するのではないでしょうか。

 

算数プラスワン問題集は中学受験算数の範囲をすべて網羅しているので塾へ通っていない子どもも通っていない子どももプラスワン問題集で盤石の強固な土台をつくることができます。

 

 

はじめからすべて解いていくのがオーソドックスなやり方ですが、時間がない場合には不得意な分野のみを集中的にケアする使い方もできます。

 

どの問題もよく考えられており、解くためのポイントがわかる解説がついていますので、しっかり取り組めば確実に力がつきます。

プラスワン問題集をはじめる時期はいつ?

塾に通っている場合

大手塾では6年生の後期からは志望校対策がはじまります。

 

この時期からは過去問演習など志望校向けのテキストやプリントが配布され、プラスワン問題集のレベルの問題も解いていくことになりますので塾からのすすめがないかぎり、プラスワン問題集などの市販問題集を購入する必要はありません。

 

塾に通っている場合、プラスワン問題集を活用するなら5年生から遅くとも6年生前半までの期間まででしょう。
5年生で未習の分野があればそこは飛ばしてもかまいません。

 

塾に通っていない場合

算数プラスワン問題集は中学受験算数の基礎学習が済んでいることを前提につくられています。

 

基礎学習をひと通り終えたうえでプラスワンで実戦力をつけるといいでしょう。

 

もし歯が立たないということなら、まだ時期としては早いかもしれません。

 

解説を読んでなるほどと思えたら日にちをおいて繰り返すといいでしょう。

 

また、時間をかければなんとか解けそうな問題が多いということなら、2回転、3回転やることで着実に実力をつけることができるはずです。

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